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オーブ写真

2008.5.18作成

その1 フラッシュによるもの

この写真(鎌倉・鶴岡八幡宮)を見て、何が見えますか?

オーブがいっぱい写っているように見えますか?
「オーブ写真が撮れました、見てください」という問合せが良くあるで、書いておきます。
同じ場所で撮ったもう一枚の写真があります。

こちらには、オーブらしきものは何も写っていませんね。
同じ場所で、写していますが、1つだけ撮影条件が違います。

それは、フラッシュ(ストロボ)を使っているかどうかです。

この写真は、実はそういった説明をするために撮影したもので、上の写真がフラッシュを使って撮ったもの、下の写真がフラッシュを使わないで撮ったものです。
Exifデータを見るツール(*1)を持っている方は、上の二枚の写真をダウンロードして見比べてみると良いです。
Exifデータでは、
上の写真 = フラッシュ : 発光
下の写真 = フラッシュ : オフ(自動)
となっています。

と、ここまで書くと、「じゃぁ、フラッシュ使えば、オーブが撮れるんですね」という人が出てくるのですが、間違いです。
上の写真で白く丸く写っているのは、オーブではなく、雨粒にフラッシュの光が反射したものです。オーブではありません。

Yahoo!などで検索すると、たくさんのオーブ写真なるものがありますが、ほとんどが、このようにフラッシュの光が、空中の水滴や、チリに反射して写ったもので、これは霊的な現象ではなく、普通の物理的な現象です。
富士フィルムの以下のページを参照してください。

FUJIFILM > デジタルカメラでまれに発生する現象
http://fujifilm.jp/support/digitalcamera/others/case/index.html

フラッシュ(ストロボ)については、コンパクトデジカメを使っているような方々は、ほとんどが自動発光に設定しているので、写真を写したときに、フラッシュが発光していたのかどうかは、記憶していないケースが非常に多いというのが実情です。
そのため、後から写真を見てもフラッシュ(ストロボ)が光っている写真だったのかどうかを判断することが難しいため、Exifデータで確認することが大切です。

これまで何枚も(いわゆる)オーブ写真なるものを見ていますが、ほとんどがこのフラッシュによるもので、本物のオーブ写真というのは、非常に少ないというのが現実です。
私自身は、神社などに行って撮影するときは、基本的にフラッシュを使わないということで、フラッシュ禁止モードで撮影しています。これまで数万枚を撮影していますが、オーブ写真は皆無です。
つまり、本物のオーブ写真はとてもとても少ないということです。

(*1)
Exifデータを見るツールとしては、以下のものがお勧めです。
 Exif Reader - デジタルカメラデータ解析ツール
 http://www.rysys.co.jp/exifreader/jp/

その2 レンズフレア

レンズフレア(あるいはゴースト)はオーブ写真ではありません。
太陽や強い光源を写したものにオーブのようなものが写るということがありますが、これはレンズフレア(もしくは単にフレア)と呼ばれる現象で、オーブではありません。カメラに詳しい人にはよく知られている現象で、霊的なものではありません。

上記は小富士から太陽と富士山を写したものですが、太陽の周囲にレンズフレアが出ています。これはオーブではありません。 以下のページを読んでみて下さい。

NATUREPHOTO-岩手の自然-写真講座 - ゴーストやフレアを防ぐ
http://takosumi.sakura.ne.jp/kouza/teku/hareesyon.html

レンズフレア (Wiki リンク

スミア(Wiki リンク

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