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草スピ

2008.6.18作成

他の話題なら、「自分はこの分野について、この程度できる」ということを言っている人が、スピリチュアルな能力になるといきなり、「ある」か「ない」かという話によくなります。
つまり、一般的なスキルの話であれば、どの程度というアナログ的な測定になるのに、スピリチュアルなスキルになると、「ある・なし」というデジタル的な判断になる傾向が良く見られます。

カウンセリングなどの中で、よく聞くのが「私には、霊感ありませんから・・・」というフレーズです。

人間は、霊的な存在であるわけですから、霊感=ゼロ というのは、死んでいるということで、生きている人には、霊感があります。
というと、「でも、何も見えないし、聞こえません」という言葉が返ってくるのですが、霊感というのは、単純に「ある・なし」というものではなく、どの程度あるのかが大切です。

それを説明をするのに、カウンセリングの中で、「1から5」または「1から100」の中で、クライアントさんがどの程度なのかという指標を使うことがあります。
指標を使うのは、能力を判定するためではなく、能力には幅があることを理解してもらうためです。なので、数字がいくつだったら、何ができるかというものではなく、自分の立ち位置を理解してもらうということが大切です。

「1から100」の場合は、大体こんな感じです。

1~20 霊感をほとんど感じない、今生では霊感を扱わない人たち
21~30 直感(=霊感)はあるけど、それが何なのかよくわからない人たちのレベル
31~50 直感(=霊感)を、それとは知らないが活用している人たちのレベル
51~70 霊感=直感を活用し、訓練している人たちのレベル
71~80 霊的な仕事のセミプロな人たちのレベル
81~100 霊的な仕事をフルタイムでしているプロのレベル

ここでは、数値の細かいことは重要ではなく、自分自身の霊感がどのあたりなのか、また自分が霊感を活かしているのかどうかが重要です。また、上記の数値は訓練によって変化します。

私自身で言えば、1990年頃は21~30のレベルでした。その後本を読んだり、様々な経験をすることで、81以上のレベルまで、10年程度で進んできました。
プロのレベルまで進むのかどうかは、その人が役割を持っているかどうかによります。これを「御呼びがかかる」と表現する人もいます。プロスポーツの世界もそうですが、プロとしてやっていける人は、そのスポーツを楽しんでいる人口全体からすれば、ごくわずかな人数になります。
つまり、特定のスキル(プロスポーツ、霊的仕事)については、その裾野には沢山の人たちが存在しますが、プロになるのは、役割を持っている限られた人数の人達ということになります。

ここで言う役割というのは、「選ばれた人」という意味ではありません。あくまでも、それぞれが持っている「役割」であり、それぞれの役割に上下はありません。それは職業に貴賎がないというのと同じです。
プロになるというのは、そういう役割を持っているということで、それ以上でも、それ以下でもありません。また、プロにならない人の場合でも、それぞれに役割があります。大切なのは、自分が持っている役割を果たせるかどうかです。

スピリチュアルなスキルについて少し説明を加えておくと、会社での仕事で使うようなスキルというのは、仕事ですからそれを覚える人全員がプロになってもらわないと会社として困るわけです。とりあえず、こちらをビジネススキルと呼びます。
ビジネススキルでは、それを覚える人たちが仕事としてこなせる一定レベルまでのスキルに全員が到達できるようなスキルの構造を持っています。

一方で、芸能やプロスポーツでのスキルでは、裾野が広く、プロになるのは一握りの人たちになります。こちらをアートスキルととりあえず呼びます。
アートスキルでは、全ての人がプロになることはありませんし、そういった方向性を持ったものでもありません。

スピリチュアルな能力は、こちらのアートスキルになります。
なので、スピリチュアルな能力、たとえばヒーリングやチャネリングなどのスキルを身につけることが出来る人は沢山いますが、その道のプロになる人は限られた人数になります。

野球には草野球があるように、スピリチュアルについても、草スピがあっても良いと思います。
草野球で大切なことは、「楽しむこと」。草野球にプロの選手が入ってきて真剣勝負をすると、他の人たちとの技量の差がありすぎて楽しめなくなってしまうように、草野球では、技量の上下ではなく、野球を楽しむことが大切です。

草スピでも、技量(上記で言うところの指標)の高いかどうかよりも、楽しむことの方が大切になります。
スピリチュアルな技量を高めようと、必死になっている人を時折見かけますが、そういう人ほど楽しむことを忘れています。スピリチュアルな世界も他の世界と変わることはなく、まずは楽しむことそれが大切です。

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